加入団体のご紹介(敬称略・50音順)
- 特定非営利活動法人 アジア眼科医療協力会
- 特定非営利活動法人 アジア失明予防の会
- アフリカ眼科医療を支援する会
- 特定非営利活動法人南太平洋眼科医療協力会
- タンザニア眼科支援チーム
- ヒマラヤ眼科医療を支援する会
- 特定非営利活動法人 ファイトフォービジョン
- 特定非営利活動法人Project Operation Sight for All (略称:POSA)
- ミャンマー眼科医療活動(医療法人 藤田眼科内)
AOCA は、1972 年からネパール、インドを中心として、 アジアの貧困地域に眼科医療支援を行っているNPO法人です。
アイキャンプ活動や、人材養成、技術指導、医療機 器の寄贈などを行っています。
アイキャンプは、医療施設の無い地方に眼科医療チームを派遣して行う活動です。
日本からの派遣チームは、ネパールで 36 回(66 か所)、インドで 11 回、総計 1 万人 以上の手術を行い、白内障や屈折異常による失明者を救いました。
人材養成面では、眼科医、器械修理技師、看護師 など、延べ30人のネパール人に日本やインドでの研修支援をしてきました。
また、1988年から18年間、24 時間テレビと協働し、「ナラヤニアイケアプロジェクト」を展開、ネパール南部にある2つの病院を支援してきました。
日本人医師やスタッ フの長期派遣を行い、現在は1つの病院は自立し、もう1つの病院も自立に向けた努力をしています。
両病院合わせて年間約3万件の白内障手術が行われ、失明防止の拠点となっています。
2007年から3年間、政府開発援助(ODA)の実施機関である国際協力機構(JICA)と連携し、ネパール全土を対 象に「眼科医療システム強化プロジェクト」を実施しました。
眼科医、眼科助手、ヘルスポストスタッフ(医療師) への教育を通して、草の根の人々に眼科医療がいきわたる システム構築を進めました。(活動の詳細はホームページ をご覧ください。)
AOCA の活動に ご理解、ご協力い ただいた皆様、各企業に深く感謝致します。
アジア諸国、特にベトナムを中心としたインドシナ半島 では、眼科医療が充実しておらず、数多くの方々が貧困と 失明にあえいでいます。
そこで、我々は 2003年10月1日にアジアの貧しい国々の人々が、一人でも光をなくさな いですむようにと「NGO アジア失明予防の会」を設立いたしました。
この会は、眼科治療およびその技術指導に私財を投げ打って、現地でボランティア活動を行っている京都府立医科大学眼科出身の服部匡志医師に共感した有志の集まりにより発足した非営利的団体であります。
本会は2005年6月21日には「NPO アジア失明予防の 会」として京都府から正式に承認され、活動をさらに大きく拡げております。この活動は皆様からの浄財で支えられておりますので、一人でも多くの方に会員になっていただ き、年会費および善意のご寄附を賜れば幸甚に存じます。
発足の経緯
- 2006年8月、モザンビーク共和国(以下モザンビーク)駐日大使と面談し、医療協力を要請される。人口約2千万人のモザンビークには、眼科医が13人しかいないことを知る。
- 2007年8月、モザンビークを視察し、活動計画を立案した。
- 2008年4月、アフリカ眼科医療を支援する会Association for Ophthalmic Support in Africa(AOSA)を設立した。
活動目的
- モザンビークにおける眼科医療水準の向上
- 白内障による失明患者の治療
活動内容
- 2008年6月、モザンビーク保健省の要請によりモザンビーク北部の僻地(Cabo Delgado, Mueda)で、第1回目のアイキャンプを実施し、47人(48眼)の白内障手術を行った。
- 2009年8月、2008年と同様にCabo Delgado, Muedaで、第2回アイキャンプを行い、58人の白内障手術をおこなった。
キリバスは地球温暖化に伴い水没の危機にあることで知られる、南太平洋ほぼ赤道直下に散らばる33の環礁からなる国である。
同国は大学が無いため自国で医師を養成することができない。
首都タラワには総合病院があるが、眼科の常勤医師はいないため、オーストラリアや台湾などの医療チームが不定期に診療活動を行っているという状態である。
茨城県水戸市の小沢眼科内科病院では同国より医療援助の要請を受け、2008年より毎年1回眼科医療チームを派遣して外来診療と手術を行っている。
手術顕微鏡、水晶体超音波乳化吸引装置をはじめ手術材料や薬剤はすべて日本から輸送し、日本とほぼ同等の医療の提供を目指している。
これまで3回の活動で、約1500人の外来診療と約150件の手術(主に白内障)を行ってきた。2010年にはNPO法人「南太平洋眼科医療協力会」を設立し、
今後も質の高い医療を継続して提供できるよう態勢を整えつつある。
我々「タンザニア眼科支援チーム(JTEMST, Japan Tanzania Eye Medical Support Team)」は、2007年より朝日大学付属村上記念病院眼科教授、堀尾直市と山崎眼科院長、山崎俊を中心として、
東アフリカ、タンザニア連合共和国の国立ムヒンビリ大学病院眼科での超音波白内障手術の教育を主な目的として活動をすすめております。
年1回、1週間程度の現地での活動を行っており、現地病院へ必要な機器、器材を寄贈して、使用および管理の方法を直接指導することによって、より充実した眼科医療の普及をめざしています。
この活動は在日本タンザニア大使館、在タンザニア日本大使館、愛知県小牧市の小牧ライオンズクラブをはじめとする多くの人々の協力により継続しております。
私たちは、タンザニアの眼科関係者との交流を通じて、現地の眼科医療の発展を支援するとともに、この経験を通して我々自身が成長してゆくことも重要であると考えております。
ネパール医療は30年前と比較すると飛躍的に進歩しています。
しかしその進歩の中でも、まだまだ眼科医療は遅れており、また貧富の差から生まれた医療難民も本当に多く見られます。
また僻地では眼科医療と言うものはほとんどなく眼科受診をできる機会がほとんどありません。
彼ら山岳部の人たちと実際に触れ合い貧困ながらも生きる姿勢、そして失明=貧困という負のサイクルを現地でひしひしと肌で感じ眼科医療の必要性を今なお強く感じています。
我々EArTHは若手で結成された小さい団体です。
日々この会をどのように継続していくか、毎年の目標を何とするかということを考えております。
ボランティア活動は善意の活動であり、決して無理をして行うことではありませんし少しずつ少しずつ進んで長く継続させていくことが大切と思っております。
先輩諸先生方のご支援、御指導のもとこの1年間で2回のアイキャンプを行うことが出来ました。12月のパチカルアイキャンプと3月に行われました第3回NAMO BUDDHAアイキャンプです。
前者では外来 809人+スクリーニングキャンプ604人 =計1413人手術 126例(白内障125例+翼状片1例)を施行し、後者では眼科・形成外科・小児科との3科合同キャンプを行うことが出来ました。
眼科外来544人+スクリーニングキャンプ478人 計1022人、眼鏡処方269人、眼科手術84人。小児科・形成外科外来212人、形成外科手術13人で3科合計外来患者1234人、手術97人の治療を行うことが出来ました。
僻地での医療活動の継続ということは簡単なことではありませんが眼帯を開けた時の手を合わせてお礼をいってくださる現地の方の喜びや笑顔を活力としてこれからも日々精進していく所存です。この活動を通じて、ネパールの医療改善また日本人にとっても忙しく過ごす日常の中の忘れかけている思いやりの心を再認識出来るような活動でありたいと思っております。
そして今後、ヒマラヤ医療を支援する会というEye CampではなくMedical Camp が開けるような団体に発展していければと思っております。
今後ともご支援、御指導のほどよろしくお願いします。
眼科国際医療協力のNPO(ファイトフォービジョン:FFV)を立ち上げ、2006年12月より活動開始し、東京都にてNPO申請認可(2007年9月)を受けています。
当初の活動としてスリランカへの医療援助を開始致しました。これまでに4回現地へ行き、レーザーなどの医療機器を提供してきました。
現地での白内障手術協力は手術施設建設に向けて現地パートナーといっしょになって計画しておいましたが、スリランカの政府方針は、vision2020に沿って自国での眼科医療促進を行うことになり、2010年からカンボジアへの医療協力にシフトしました。
2010年はYag LaserやSpecular microscopyを現地に寄贈し、2011年1月にはスタッフ医師4人で訪問し、医療活動を行いました。
特に昨年寄贈した機器が故障状態にあり、日本と携帯電話でやり取りしながら、故障を直した成果もあります。
こういったメンテナンスも新たな課題であることが分かりました。カンボジアはまだまだ白内障で失明している患者様も多数いるのが現状です。
FFVは今回の訪問を機にメンバー一同決意も新たにベトナム、カンボジアでの眼科国際医療協力活動に邁進していく所存でございますので、何卒格別のご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。
POSAとは、Project Operation Sight for All(すべての人のための視覚手術計画)の略で、その中の"for All"は、インドやバングラディッシュの人々のみならず、
全世界の人々のためという意味を含め、命名致しました。
POSAでは、ALL THAT IS NOT SHARED IS LOST(分かちあわれない全てのものは、失われる)をスローガンに掲げ、アイキャンプそのもののポリシーとして、次の2点を示しております。
①医師として患者さんにとって最善の治療を最高の医療レベルで行う
②白内障のために失明しており、しかも経済的な理由から今後白内障手術を受ける機会がないと予想される患者様を対象とする。
我々はこの団体の元でより多くの人々が分厚い眼鏡なしでも、良好な視力を得られるように眼内レンズ挿入手術を続けてまいりたいと思っております。
本法人は眼科衛生学に関する知識の普及および白内障・緑内障 に対する研究、またその貧しさ故に適切な治療を受けられない人々に対するボランティア医療活動を行い、 その視力回復による社会復帰と自立を促すことを通して国際交流に貢献することを目的としています。
経緯
- 1999年2月、高島玲子医師(淡路市)、藤田善史医師(徳島市)を発起人として発足
- 1998年6月、ミャンマー協会(淡路市)の招きで日本の最新医療を見学に訪れたミャンマーのミョー・ミント保健省技官が、藤田医師の『超音波白内障手術、眼内レンズ挿入手術』を淡路島で見学、その水準の高い事に驚きミャンマーでの白内障手術指導を依頼。1999年2月、高島医師、藤田医師、北坂氏(ミャンマー協会)らで、ヤンゴン眼科病院を訪れ、第1回目の現地指導を行い、その後2010年まで20回の医療活動を継続中。
活動の目的
- ミャンマーでの眼科医療水準向上を支援する。
- ミャンマー医師の白内障に関する技術や知識向上を支援する。
活動の具体的内容
- ミャンマー眼科医に対し、白内障手術教育、硝子体手術教育を行う
- ミャンマー眼科医を日本に招聘し、日本の眼科医療を紹介
- ミャンマー眼科医会と共催し、ミャンマー日本眼科手術学会(MJOSC)を開催する
- 手術器械や器具、眼内レンズ、薬品などを保健省に寄贈し、現地の眼科医療に役立ててもらう
- 定期的な手術器械のメンテナンスと操作講習会の実施
- 2001年11月から、特定非営利活動法人『日本ミャンマー交流協会』と共同で医療活動を行う